写真と器の展示「静物画」

色めき立つような静謐さ

陶芸家・寺村光輔さんの作業と益子の風景をまとめた写真集『土と光』をきっかけに、台湾で展示を開催することになり、コンセプトをあらためた写真集を作成しました。

撮影は写真家・小野田陽一さんが「思い描く台湾の空気そのもの」と感じた、遠藤新氏設計の加地邸。台湾を意識した色彩で、人物から植物、風景までを絵画的に表現しました。また、表紙には濃い紫色のベロアを使い、昔のアジア映画のような妖美さ、異国情緒な雰囲気を引き立たせています。

オリジナルグッズ

関連グッズとして、写真集から発想したグラフィックなどを使い、オリジナルの野帳ノートや、コットンバッグ、ステッカー、3種類のTシャツを製作しました。どこか懐かしい雰囲気や、台湾のまちに馴染むようなたたずまいを目指しています。

台湾・Pon dingでの展示会

展示は、台北市中山区に位置し、インディペンデントの出版物を取り扱う書店・ギャラリー・カフェという多面的な表情を持つ”Pon ding”で開催しました。 会場構成からポスターなどの告知物まで手がけており、小野田さんの写真の額装と写真集に合わせ、グレー/銀と紫を基調にととのえています。棚には寺村さんの多種多様な器がリズムよく並び、台湾原産の植物も彩を添えます。会場内BGMもオリジナルで作成し、「静物画」の世界観を作り上げました。 また、トークイベント、実際に写真集の撮影で用いた大判カメラを使ったワークショップなどを通じ、来場した方々との交流をはかりました。

CL : Non-Commercial Work
PH : Yoichi Onoda
AD+D : ampersands